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失業保険|簡単な求職活動実績の作り方
失業保険の受給手続きにハローワークに行くと、「求職活動実績」を求められます。
これは失業保険の受給が、働く意思のある人に限定されているからです。
本当に働く意思があることを証明するために、求職活動実績を作る必要があるのです。
では、実際どのような活動をすれば、求職活動実績と認めてもらえるのでしょうか?
活動実績を作るコツはあるのでしょうか?
順番にお話していきましょう!
求職活動ってどんな活動?
求職活動実績として認められるものは、主に以下の5つです。
@求人への応募
ハローワークやインターネットなどで、求人を見つけて応募するのは、立派な求職活動になります。
まだ結果がわからない場合や不採用になった場合でも、活動実績として認めてもらえます。
Aハローワーク窓口での相談
ハローワークで紹介されている求人など、就職に関することについて相談すると、実績になります。
履歴書や職務経歴書の添削でも構いません。
ただし、実績となるのは1日1回までです。
また、認定日の相談は、次回分のカウントになります。
Bハローワークでの講習やセミナー参加
ハローワークでは書類の書き方や面接対応など、様々な就職支援セミナーを行っています。
それらに申し込んで参加すれば、活動実績と認めてもらえます。
C再就職のための資格試験の受験
期間中に国家資格や検定を受験する場合も、実績としてカウントされます。
その合否は問いません。
ただ、実績作りのためにわざわざ受験するのは費用もかかりますし、タイミングも難しいので、あまりお勧めしません。
D民間職業紹介機関や労働者派遣機関、公的機関での職業相談やセミナー参加
意外と知られていないのですが、民間の派遣会社や転職エージェントを利用しても、活動実績となります。
ただ、派遣会社や転職エージェントに登録するだけでは実績になりませんので、注意が必要です。
実績を作る際に気をつけなくてはならないポイントは?
まず、求人情報の閲覧だけでは、求職活動実績にはならないということです。
ハローワークで求人情報を閲覧しただけの場合や、インターネットや折込チラシで求人情報を探しただけの場合は、実績として認めてもらえません。
また、企業への問い合わせだけの電話や、知人に仕事を紹介して欲しいと依頼するだけの場合も、求職活動実績にはなりません。
求人に関して言うと、実績としてカウントしてもらうためには、必ず応募しなくてはならないということです。
活動実績は何回必要?
求職活動実績の回数は、会社都合で退職の場合と自己都合で退職の場合で異なります。
ただ、ハローワークで説明されるので細かいことは省きますが、基本的にはどちらも次の認定日までの間に2回と覚えておけば間違いないでしょう。
認定日は特に何もなければ4週間に1度のペースですから、最低2週間に1度は活動する必要があるということです。
活動実績を作るコツはある?
2週間に1度なら、実績を作るのは簡単だと思いますか?
家の近くにハローワークがある人や、たまたま資格試験の予定があった人などは、実績作りにそれほど悩まないかもしれません。
でも、実績のために興味のないセミナーに参加したり、働きたくもない企業に応募するのは、ナンセンスですよね。
とりあえずの応募で転職先が決まっても、またすぐに転職する羽目になるかもしれません。
それこそ時間の無駄で、自分にとっても企業にとっても、メリットはありません!
そこでお勧めしたいのが、転職サイトの利用です。
転職サイトなら手軽に、しかもすぐに活動実績を作ることができます!
じっくり転職先を探すこともできます!
さらに嬉しいことに、家にいたまま求職活動ができます!
もちろん、無料でできます!
メリットばかりですよね。
せっかくなので、もう少し詳しくご紹介しておきましょう。
転職サイトを利用した求職活動実績の作り方
転職サイトを利用すれば、活動実績は簡単に作れます。
まず、転職サイトに登録します。
ややこしい質問などはありませんので、時間はかからないでしょう。
おそらく5分もあれば十分です。
ちなみに、登録するのは求人情報の多いサイトがお勧めです。
その方があなたの希望に近い転職先が、見つけやすいからです。
次に、サイトで紹介されている求人情報を閲覧します。
条件を絞って検索できますから、具体的に探しやすいと思います。
興味のある求人が見つかったら、ウェブ履歴書を使用して応募します。
登録の際に入力した情報が自動的に履歴書にも入力されているはずですので、紙の履歴書を記入するより、はるかに手間が省けます。
これで、実績作りは終了です。
びっくりするほど簡単ですよね!
この方法を知っていれば、認定日の前日に実績が足りないことに気がついた場合でも、慌てる必要がありません。
もちろん認定日に選考結果がわかっていなくても、大丈夫です。
失業認定申告書には、「インターネットにて応募、選考結果待ち」と記入すればOKです。
1社への応募が1回分の実績になりますので、2社応募すればその期間の活動実績はクリアということになります。
ただ、応募した求人の書類選考に通過し、その次の認定日までの間に面接となっても、それは次回の活動実績として報告できません。
面接が2、3度あっても、同じです。
1社につき応募から面接、採用または不採用までが1つの活動実績になると、覚えておいてくださいね。
活動実績は1つの求人につき、1つなのです。
逆を言うと、応募した時点で1つの活動実績となります。
正当な理由があれば、面接を辞退しても実績となるということです。
転職サイトの良いところをもう1つ言っておきます。
それは、こちらから応募としない限り、求人を紹介してきたり、しつこく勧誘してくることがない点です。
自分のペースで転職活動を進めたい人には、ぴったりの求職活動と言えますよね。
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活動実績が足りなかったらどうなるの?
認定日に求職活動実績が足りないままだと、当然認定されず、失業保険は支給されません。
とはいえ、すぐに失業保険の受給額が減ったり、給付日数が変更されることはありません。
支給が遅れると考えれば良いでしょう。
だからといって、安心してはいけません。
失業保険の受給期間は退職してから1年間という決まりがあります。
もし理由もなく1年が過ぎてしまうと、貰えなくなってしまうので気をつけてくださいね。
また、実績が足りない場合でも、認定日には必ずハローワークに行くようにしてください。
連絡もせずに認定日に行かないと、面倒なことになりかねません。
それから、実績が足りないからといって虚偽の申請を行なった場合には、貰えるはずだった給付金は全て無効になります。
それだけでなく、その3倍の額を国に支払わなければならないという罰則もあります。
ハローワークは抜き打ちで、企業に応募があったかの確認をしています。
バレないだろうとたかを括っていると、痛い目に遭いますよ。
虚偽の申請は、絶対にやめましょう。
まとめ
失業保険の受給には、求職活動実績が必要です。
求職活動実績は転職サイトを利用すれば、自宅で簡単に作ることができますよ!
活動実績のためだけでなく、本気で転職を考えている人も、ゆっくり転職活動をしたい人にも、活動実績に惑わされて転職に失敗したくない人にも、転職サイトは役に立ってくれます。
失業保険をきちんと受給しながら、あなたにぴったりの転職先が見つかることを祈っています。
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