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「辞める」と「辞めさせられる」は大きく違う!
仕事を辞める場合、自分から「辞める」場合と、会社から「辞めさせられる」場合があります。結果的にはそこでは仕事をしなくなるので同じ様な感じに見えますが、実はまったく違う事なのをご存知ですか。
まず「辞める」の方は、自主的に仕事を辞める事になります。自分の意思・都合で辞める事になるので、実は会社と退職金等に関する交渉ができません。もし満足できないような退職金の金額であっても、交渉の余地はなくその条件を飲まなければいけなくなります。ちなみに、退職願に「一身上の都合により」と書いてしまう場合も、結果的に自分の都合で辞めたとみなされてしまうので、そうではない場合は理由を書く時は注意しましょう。
「辞めさせられる」の方は、会社の都合によって仕事を辞める事になります。自分は仕事をしたいけれど、会社の方から辞めて欲しいと頼まれたので辞めざるを得なくなってしまった、詰まり会社側の都合で辞める事になるので、会社側と退職金等の交渉をする事が出来るようになるのです。出来るだけ良い条件で仕事を辞める事を考えると、こちらの方がより好条件で仕事を辞める事が出来ます。
結果的に同じ行為をしているようにも見えますが、「辞める」と「辞めさせられる」というのは大きく違うのです。
また退職金だけでなく失業給付金の金額にも差が出てくるし、何より給付時期等も違ってくることを知っておきましょう。従って出来るだけ仕事を辞める時は自主都合退職(辞める)ではなく、会社都合退職(辞めさせられる)の状態にしておくのが重要です。そうする事で退職する時に得られる金額がかなり違ってきます。